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Rossoがコーヒー豆の不良検知を行うシステムを開発 豆自体の評価が不当に下げられることを防ぐ

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Rossoがコーヒー豆の不良検知を行うシステムを開発 豆自体の評価が不当に下げられることを防ぐ

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▼ニュースのポイント
①Rossoがクラウド上で完結する、コーヒー豆の不良検知を行うシステムを開発し、デモ機の稼働テストをスタートしたことを発表。
②自社が提供する「サクッとAI」を活用したシステム。
③流通過程でトラブルが発生した時に、豆自体の評価が不当に下げられることを防ぐことに貢献できるのではないかと期待されている。

小規模なコーヒー豆業者のIT化に向けて
 7月28日、Rossoはクラウド上で完結する、コーヒー豆の不良検知を行うシステムを開発し、デモ機の稼働テストをスタートしたことを発表した。

 資金力に乏しい小規模なコーヒー豆業者でもIT化に向けて進めるようサポートすることが目的だ。

コーヒー豆の不良検知


コーヒー豆の品質が重視される時代
 REPORT OCEANが今年の2月に発行したレポートによると、2019年の時点で国別1人当たりのコーヒー消費量が日本は世界で第4位になった。

 多くの日本人が日常的にコーヒーを楽しんでおり、安全性と美味しさが保証されたスペシャルティコーヒー市場も拡大している。

 今後はさらにコーヒー豆の品質が重視される時代になるのではないかと予想されている。

 しかし、そのような時代が到来しても、実は品質保証は簡単なことではない。

 通常では生産者がまずコーヒー豆の選別を行い、次いで精製業者、仲介業者の順に選別を行う。これらの段階で慎重に選別を行っていても流通の過程で一部別のコーヒー豆が混入することも。

 生産者が良質な豆を出荷していてもバイヤーの手に渡った段階で品質が下がると、ブランド価値まで下がってしまうのである。

 このような課題を解決するために、手軽に導入できる「サクッとAI」を提供する同社が不良豆検知システムをテスト開発した。

 このシステムは至ってシンプルだ。豆をカメラで撮影し、欠点豆を発見すると赤枠で表示されるというもの。

 選別の各工程において品質確認の際にこのシステムを活用すれば、選別結果の記録や提出も可能になる。

 流通過程でトラブルが発生した時に、豆自体の評価が不当に下げられることを防ぐことに貢献できるのではないかと期待されている。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

Rosso プレスリリース
https://www.rosso-tokyo.co.jp/


▼会社概要
システム構築の設計から運用、保守、機械学習、AIに関するデータに関する事業を展開する企業。


会社名:株式会社 Rosso
代表取締役:鹿庭 貴志
所在地:東京都渋谷区神山町7-12 グランデュオ神山町5F


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