▼ニュースのポイント
①データ・アプリケーションが「OCRtran V 1.1」の販売をスタート。
②電子帳簿保存法の一部改正により、これまで以上に多くの企業がトラストサービスの導入やペーパーレス化を進めるのではないかと予想されている。
③OCRtran V 1.1はAI-OCR技術を活用し、企業内のペーパーレス化を推進する。
AI-OCR技術を活用したソリューション
7月15日、データ・アプリケーションは「OCRtran V 1.1」の販売を始めたことを発表した。
OCRtran V 1.1はAI-OCR技術を活用したペーパーレス自動化ソリューションだ。
企業内のさまざまな部署に散在する紙文書をデジタル化し、接続先に合わせてデータ変換をすることが可能であり、業務システム同士の連携をスムーズに行うことができる。
トラストサービスの導入や経理間接業務のペーパーレス化が加速
経理業務において、決算書や請求書などの書類を紙で保存運用するには、印刷代や紙代などの費用が必要になるだけでなく、保管スペースも必要だ。
また、新型コロナウイルス感染症の影響により、リモートワークが急速に進んでいる。
このような理由から、トラストサービスの導入や経理間接業務のペーパーレス化が加速しているのである。
電子帳簿保存法により、国税関係帳簿書類を電子データで保存や管理することが認められているが、令和4年1月からは電子帳簿保存法が一部改正され、運用ルールが緩和されることから、これまで以上に多くの企業がトラストサービスの導入やペーパーレス化を進めるのではないかとの見通しだ。
OCRtran V 1.1では、書類をデジタル化した後に指定のフォルダへアップロードことで、タイムスタンプが付与される。そのため、受領からスキャン保存までの期限を確認することが可能。
文書への操作記録機能を有するため、誰がいつどのような操作を行ったのかを確認することができる。
デジタル化した文書は、暗号化してクラウド上に保存される。
(画像はプレスリリースより)
データ・アプリケーション プレスリリース
https://www.dal.co.jp/pressrel/20210715.html▼会社概要
企業間データ交換ミドルウェアや企業内アプリケーション連携用ミドルウェアのソリューション開発や販売、コンサルティングを手掛ける企業。
会社名:株式会社データ・アプリケーション
代表取締役社長執行役員:安原 武志
所在地:東京都中央区京橋1-7-2 ミュージアムタワー京橋13F