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AIが自動車事故の損害額を自動見積もり 損保ジャパンが10月から国内初導入

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AIが自動車事故の損害額を自動見積もり 損保ジャパンが10月から国内初導入

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▼ ニュースのポイント
①損保ジャパンがイギリスのAI企業トラクタブルと業務提携。
②この提携で、撮影した静止画像でAIが損害額を自動見積もりするシステムを導入し、10月からサービスを開始する。
③今後は動画によるAI自動見積もりシステムの展開を目指す。

事故車両の画像をAIが解析
 損保ジャパンは7月9日、自動車保険金支払い業務のDX実現に向け、イギリスのAI企業トラクタブルと業務提携したと発表した。この提携により、国内で初めてAIによる自動見積もりシステムを導入し、同システムを利用したサービスを10月から展開する予定としている。

AI自動見積もり


 今回導入されるAI見積もりシステムは、スマートフォンを用いて所定の方法で撮影した事故車両の画像をAIが解析し、修理金額を短時間で算出するというもの。このため、軽微な車両事故の場合は、修理を行うかどうかを自動車整備工場に持ち込む前に検討することができる。

 同システムは、現段階では静止画像で損害額を算出しているが、今後は、より簡単に撮影できるよう、スマートフォンの動画で自動車を一周撮影して見積金額を自動算出できるようにするという。動画によるAI自動見積もりシステムは、2022年度の展開を目指すとしている。

インシュアテックランキング世界5位のトラクタブル
 今回同社が提携したトラクタブルは、最先端の画像解析技術とAIを活用し、あらゆる車種の画像から専門家と同等の精度で査定する技術を持っている。世界各国の大手保険会社と協業し、インシュアテックのランキングでは世界5位に選出されている。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

損保ジャパン ニュースリリース
https://www.sompo-japan.co.jp/20210709_2.pdf?la=ja-JP


▼ 会社概要
損保ジャパンはSOMPOグループの中核。国内損害保険市場ではトップクラスのマーケットシェアを占めている。

社名:損害保険ジャパン株式会社
代表取締役:西澤 敬二
所在地:東京都新宿区西新宿1-26-1


▼ 会社概要
トラクタブルは、自動車事故や自然災害発生時に迅速な保険金支払いを可能とするAIソリューションを開発する企業で、グローバルAI企業100選に選出されている。

社名:Tractable Ltd.
代表取締役:Alexandre Dalyac
所在地:The Bower 207 Old St London EC1V 9NR U.K.


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