▼ ニュースのポイント
① ニューヨーク市で「WHILL」のオンデマンドレンタルサービスを開始へ
② Birdが高齢者や足腰に障がいがある人などにも快適な移動手段を提供
③ Bird専用アプリから「WHILL」の検索・予約・支払いが可能
NY市でオンデマンドレンタルサービスを開始へ
Birdがニューヨーク市で、次世代型電動車椅子「WHILL」のオンデマンドレンタルサービスを開始すると、7月8日にWHILLが発表した。
「WHILL」は、近距離移動のプラットフォームを開発するWHILLの近距離モビリティであり、オムニホイールを採用したことで走破性と小回りを両立。初めて利用する人でも、直感的な操作が可能となるカスタマーインターフェイス(操作画面)が用意されている。
アメリカで電動キックボードのシェアリングサービスを展開するBirdは今回、誰でも利用可能な「WHILL」のオンデマンドレンタルサービスを、今年の夏にニューヨーク市で提供していく。
専用アプリで「WHILL」を検索・予約・支払いが可能
Birdが提供する「WHILL」のオンデマンドレンタルサービスでは、Bird専用アプリを通じて最寄りの「WHILL」を検索し、予約・支払いが可能。Birdの電動キックボードとは異なり、「WHILL」では座った状態で移動が可能になるため、高齢者や足腰に障がいがある人などにも快適な移動手段を提供できるようになった。
予約の際には、1日から14日間のレンタル期間に加え、希望する受け取り場所・返却場所を入力。すぐに利用できるように、専門スタッフから操作・充電・収納方法などの説明が受けられる。
Birdは今回のニューヨーク市での運用結果を基にして、2021年内には同オンデマンドレンタルサービスの展開都市の追加も予定している。
(画像はプレスリリースより)
WHILL プレスリリース
https://whill.inc/jp/news/30670▼ 会社概要
WHILLは、 パーソナルモビリティ製品の開発・生産・販売のほか、同製品を使用した移動サービス(MaaS)の提供などを行っている。
会社名:WHILL株式会社
代表取締役社長CEO:杉江 理
本社所在地:東京都品川区東品川2丁目1-11 ハーバープレミアムビル 2F