上場企業の1/4以上がAI導入済み
人材サービスのアデコは12月25日、関東の一都三県に本社がある上場企業の管理職(40~50代)800名を対象に「AI(人工知能)導入に関する意識調査」を実施し、2017年との意識比較などを発表した。
調査の結果、AIの導入やAIへの期待感は2017年より10ポイント以上増加したとし、AIへの理解が浸透したことでAIに対する脅威は薄れ、利便性への期待が高まっていることがわかったという。
調査結果は次のようになっている。
調査結果
「AI導入済み」は、2017年の6.8%から18.8ポイント増加し、25.6%となった。導入を検討中だった企業が導入済みとなったことや、AIサービスの普及で導入が促進されていることなどが増加の要因という。
「AIにとても期待している」は、2017年の21.4%から16ポイント増加し、37.4%となった。2017年当時は約1割が「脅威に感じる」と回答していたが、AIの導入により特長や利便性が理解されてきた形だ。
AIの普及による職場への影響については、「既存の仕事の効率化、生産性が向上する」との回答が、2017年より10ポイント以上増加し、58.8%となった。また、「労働力を省力化する」という回答も、2017年より16%増加の44.6%となった。
(画像はプレスリリースより)

アデコ ニュースリリース
https://www.adeccogroup.jp/pressroom/2020/1225