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少ないデータ通信量で監視カメラ映像をAIが分析可能なソリューションが誕生

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少ないデータ通信量で監視カメラ映像をAIが分析可能なソリューションが誕生

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▼ニュースのポイント
①ソニーネットワークコミュニケーションズスマートプラットフォーム、SREホールディングス、SRE AI Partnersの3社共同で開発。
②監視カメラにネットワークカメラを活用すると、映像データが通信回線を逼迫することが多いため、導入を断念するケースがあった。
③映像から抽出した3次元空間情報の中で分析に必要なデータだけをクラウド上のサーバに送信するソフトウェアを開発した。

監視や見守りのDX化に力添えしたい
 6月21日、ソニーネットワークコミュニケーションズスマートプラットフォームは、SREホールディングスとSRE AI Partnersと共同で、データ通信量を1/100に抑えながら監視や見守りを実現する、モニタリングソリューションの原型を開発したことを発表した。

 3社はこのソリューションをプロダクト化すべく、機能拡充を推し進め、さまざまな企業において監視や見守りのDX化に力添えしたいと考えている。

モニタリングソリューション


得意分野を持ち寄って
 この3社は昨年8月から戦略的提携をしており、各社で技術やサービスの開発や拡充をするだけでなく、共同でソリューション開発も行ってきた。

 ソニーネットワークコミュニケーションズスマートプラットフォームはIoT事業者を対象にした回線とその管理プラットフォームである「MEEQ」を提供している。

 SREホールディングスとSRE AI Partnersはさまざまな領域のデータ分析ソリューションを提供してきたが、コンピュータービジョン分野における技術開発を精力的に行っている。

メリットは1つではない
 IoTやAIサービスを活用する際に、データ通信量の問題が懸念される。

 監視や見守りにおいて監視カメラにネットワークカメラを活用すると、映像データが通信回線を逼迫する可能性が高い。そのため、導入を断念するケースもあった。

 今回、3社共同で開発したのは、映像そのものを送信するのではなく、映像から抽出した3次元空間情報の中で分析に必要なデータだけをクラウド上のサーバに送信するソフトウェアだ。

 夜間でも性能が落ちることがなく、高価な専用機器を用意しなくていいというところもメリットである。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

ソニーネットワークコミュニケーションズ スマートプラットフォーム プレスリリース
https://www.sonynetworksmartplatform.co.jp


▼会社概要
業界内でも数少ない、トリプルキャリアに対応したMVNE事業を展開する企業。

法人向けIoT通信回線プラットフォームであるMEEQを提供している。


会社名:ソニーネットワークコミュニケーションズ スマートプラットフォーム株式会社
代表取締役社長:峯村 竜太
所在地:東京都渋谷区渋谷3-10-13 TOKYU REIT渋谷Rビル8階


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