▼ ニュースのポイント
①神戸物産とソフトバンクは、8月にオープン予定の業務スーパーを次世代型スーパーの実験店舗とする。
②実験店舗では顧客満足度向上を目指し、AIを導入。
③AI導入で、おすすめ商品の提案や品切れ検知、レジ待ち人数予測などが可能となる。
次世代型スーパーの実験店舗に
業務スーパーを全国で展開する神戸物産とソフトバンクは6月21日、神戸物産が8月にオープン予定の直営店「業務スーパー天下茶屋駅前店」(大阪市西成区)をAIを活用した次世代型スーパーの実験店舗とすると発表した。
実験店舗では、ソフトバンクが企画・開発したソリューションを活用し、顧客満足度の向上を目指す。
AIがおすすめを提案 品切れ検知やレジ待ち人数予測も
実験店舗で主に取り組むのは、品切れの自動検知、カートがおすすめ商品を提案する「レコメンドカート」の導入、レジ待ち人数の予測など。
品切れの自動検知は、AIカメラで陳列棚の映像を解析し、棚の品切れを自動でスタッフに知らせるシステム。最適なタイミングで商品が補充されることで、客はスムーズに買い物をすることができる。
レコメンドカートでは、カートに設置したタブレットで商品のバーコードを読み取ると、AIがおすすめの商品やレシピなどをタブレットに表示する。このAIのおすすめが客の購買意欲につながるかどうかを検証するという。
また、バーコードを読み取った商品をカートに入れると、タブレットで購入一覧を見ることができ、買い忘れも防ぐことができる。合計金額も確認することができるため、レジと連携させることでセルフレジとしても利用できるようになる。
さらに、店内に設置したカメラ映像をAIで分析し、レジ待ち人数を予測する。これにより、レジ度稼働台数やスタッフ配置の判断をすることができる。
(画像はプレスリリースより)
神戸物産 ニュースリリース
https://www.kobebussan.co.jp/684_20210621.pdf▼ 会社概要
神戸物産は、主に業務スーパーをはじめとする小売店、ビュッフェレストランなどの直営やフランチャイズでの運営を行っている。
社名:株式会社神戸物産
代表取締役:沼田 博和
所在地:兵庫県加古川市加古川町平野125番1
▼ 会社概要
ソフトバンクは、移動通信サービスの提供、携帯端末の販売、固定通信サービスの提供、インターネット接続サービスの提供などを行っている。
社名:ソフトバンク株式会社
代表取締役:宮川 潤一
所在地:東京都港区海岸一丁目7番1号