▼ ニュースのポイント
①Search Spaceが「I2oT」の提供を開始。
②IoTセンサー接続型AIパッケージ「I2oT」を開発。
③建造物や製造機器・発電設備などの異常の検知と将来の予測。
IoTデータがAI開発を加速
AIとソフトウェアの技術サービスを提供するSearch Spaceは、 IoTセンサー接続型AIパッケージ「I2oT」の開発と、I2oTを使った実証実験を希望するパートナー企業の募集を、6月23日から開始したと同日発表している。
パッケージには、データを集めるための基本的なセンサーが含まれており、センサーのデータを自動で学ぶAIのシステムがクラウドに用意されている。
異常の検知と将来の予測
I2oTは、センサーで集めたデータをAI・機械学習のモデルに学習させる一連の流れを、Webダッシュボードから確認できる仕組みになっている。AIが自動で過去のデータから学習し、異常の検知や将来の予測を行う。
建造物や製造機器・発電設備など、異常を発見したい対象へのセンサー設置のほか、川の水位や電力消費量などの予測もAIの解析対象となっており、あらゆる分野での活用が可能である。
さまざまな設備の制御に活用
設置されたセンサーからデータが自動送信され、AIに学ばせることで、これまでには得られなかった洞察や役に立つ情報の取得が期待できる。
解析結果はAPIで取得でき、空調や水門などの制御に活用することも可能である。同パッケージは、AIの活用を前提とした「インテリジェント」な次世代型IoTソリューションを目指している。
(画像はプレスリリースより)
Search Space プレスリリース
https://searchspace.cloud/news/20210623_i20t/▼ 会社概要
Search Spaceは、AIを用いたシステム開発・運用による事業支援や医療・製薬分野における研究・開発支援を行っている。
社名:Search Space株式会社
代表取締役:後藤 良輔
所在地:東京都渋谷区幡ヶ谷3丁目39-12 渋谷ウェストビル1階