▼ ニュースのポイント
①プレシジョンが新型コロナワクチン接種前セルフチェックアプリを無料公開した。
②同アプリは医療現場で運用しているリスク評価方法の文献情報などを基に作成。
③4つの質問に答えるだけで急性反応のリスク評価が可能。
急性アレルギー反応のリスクを評価
新型コロナワクチンの職域接種が6月21日から開始された。これに合わせ、医療機関にAI問診票を提供しているプレシジョンは6月23日、新型コロナワクチン接種前セルフチェックアプリ(ウェブアプリ)を一般向けに無料公開した。
新型コロナワクチンの接種においては、接種後30分以内にじんましんやアナフィラキシーなどの急性アレルギー反応を起こす人が、約1~3%いると報告されている。
だがワクチン接種が進んでいる現在では、このような副反応を起こしやすい人がわかりつつあるという。副反応を起こしやすい人を、問診への回答内容で選別している医療現場もある。
そこで同社では、このような対策をとっている医療現場の文献情報や添付文書を基にアルゴリズムを作成し、急性反応のリスク評価ができるアプリを開発・公開した。
4つの質問に答えるだけ
同アプリでは、4つの質問に答えるだけで急性反応のリスクを評価することができる。急性反応のリスクがあると評価された人は、接種前に医療機関に相談したり、接種後に現場での待機観察時間を長めにとったりするなどして、自らリスク低減の対策をとることができる。
また同アプリでは、セルフチェックの後に「ワクチン接種後の注意点」や「疑問に思うこと」についてまとめた6分弱の動画が流れ、「ワクチン接種」について改めて確認することができる。
(画像はプレスリリースより)
プレシジョン プレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000005.000080023.html接種前セルフチェックウェブサイト
https://www.premedi.co.jp/▼ 会社概要
プレシジョンは、AIを用いた電子問診票や次世代診療マニュアルなどを提供している。
社名:株式会社プレシジョン
代表取締役:佐藤 寿彦
所在地:東京都文京区本郷4-2-5 MAビル7F