▼ ニュースのポイント
① 自動運転モビリティサービス「WHILL自動運転システム」の実証実験を開始
② 「WHILL自動運転モデル」と複数の機体を管理・運用するシステムで構成
③ 医療スタッフの業務効率化や患者移動の安全性・利便性などを検証
「WHILL自動運転システム」、国内初の病棟内利用
WHILLが国立成育医療研究センター産科病棟で、自動運転モビリティサービス「WHILL自動運転システム」の実証実験を開始したと、6月16日に発表している。
同システムはデザイン性と走破性に優れたパーソナルモビリティに、自動運転・自動停止機能などを搭載した「WHILL自動運転モデル」と、複数の機体を管理・運用するシステムで構成されており、患者移動の安全性や利便性などの向上に寄与していく。
同自動運転モビリティサービスは、これまで病院外来などで活用されてきましたが、病棟内利用は今回が国内初となる。
医療スタッフの業務効率化や患者移動の安全性などを検証
出産直後の患者は身体の痛みなどのため、車椅子で病室に戻ることが多いが、医療スタッフは新生児を乗せたカートや、患者の荷物などを運ぶ作業もあり業務に大きな負担があった。
そこで、「WHILL自動運転システム」を産科病棟に取り入れ、医療スタッフの業務効率化や患者移動の安全性などを検証していく。
国立成育医療研究センターとWHILL社は今後、同実証実験の結果を基に連携を深め、医療現場のサービス向上を図るほか、将来的には患者がベッドへの移動がより楽になるように、各病室まで自動運転で入っていけるシステムの構築を検討していくとしている。
(画像はプレスリリースより)
WHILL プレスリリース
https://whill.inc/jp/news/30478WHILLのプレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000062.000011151.html▼ 会社概要
WHILLは、 パーソナルモビリティ製品の開発・生産・販売のほか、同製品を使用した移動サービス(MaaS)の提供などを行っている。
会社名:株式会社USEN-NEXT HOLDINGS(英語名:USEN-NEXT HOLDINGS Co.,Ltd.)
代表取締役社長CEO:杉江 理
本社所在地:東京都品川区東品川2丁目1-11 ハーバープレミアムビル 2F