▼ ニュースのポイント
① 「flowride.ai」にTeledyne FLIR社製サーマルカメラを搭載
② 混合交通環境向けの安全な自動運転車システムの確立に寄与
③ サーマルカメラからのデータをLiDARなどからのデータと統合
24時間365日稼働する自動運転バスプラットフォーム
コーンズテクノロジー株式会社が、ADASTEC社のレベル4自動運転バスプラットフォーム「flowride.ai」に、Teledyne FLIR社製カメラが搭載されたことを、6月8日に発表した。
「flowride.ai」は世界初のレベル4、フルサイズ、フルスピードの自動運転バスプラットフォームで、24時間年中無休で稼働するように設計された。
Teledyne FLIR社製のサーマルカメラは、他の一連のセンサーモダリティと組み合わせることで、混合交通環境向けの安全な自動運転車システムの確立に寄与する。同バスプラットフォームでは、車両前方と後部に配置されたサーマルカメラによって、バス停で道路利用弱者の検出と、道路上の物体などによって部分的に見えなくなっている歩行者も検出していく。
RGBカメラやLiDARなどからのデータと統合
「flowride.ai」に搭載されたeledyne FLIR社製のサーマルカメラのデータは、RGBカメラやLiDARなどからのデータと統合され、さまざまな条件の環境を把握し、安全動作などをするめの冗長性と柔軟性を提供。霧、煙、ほこりなどがある厳しい気象条件においても効果を発揮していく。
Teledyne FLIR社は車載評価用の遠赤外線カメラモジュール「ADK2.0」を提供しており、車外搭載の遠赤外線カメラでも夜間や雨天、降雪、霧、逆光などの悪天候下でも機能するようになっている。
インターフェースはUSB2.0やGMSL、イーサネットから選択可能で、解像度はVGAクラスの640×512、画角は24度、32度、50度、75度から選択できる。
(画像はプレスリリースより)

コーンズテクノロジー プレスリリース
https://www.cornestech.co.jp/news/press/news-210608/コーンズテクノロジーのプレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000021.000064519.html▼ 会社概要
コーンズテクノロジーは、日本産業界の需要に合わせた新製品や新技術をプロモーション、マーケティング、販売する技術専門商社で、Teledyne FLIR社の国内代理店も務めている。
社名:コーンズテクノロジー株式会社
代表取締役社長:山口 雅彦
本社所在地:東京都港区芝3丁目5番1号 コーンズハウス