▼ ニュースのポイント
①セコムが警備業務を行う新しいセキュリティロボット「cocobo(ココボ)」を開発。
②AI・5Gなどを活用、常駐警備員に代わり巡回警備や点検業務。
③設備・施設・地域の情報を共有するクラウド連携。
安全確保からアメニティ向上まで対応
防犯・防災など多様なセキュリティサービスを行うセコムは、新しいセキュリティロボット「cocobo(ココボ)」を開発し、今月から商業施設やオフィスビルなど国内のさまざまな施設で試験運用を開始すると6月10日に発表している。
cocoboは、AI・5Gなどの最先端技術を活用して常駐警備員の代わりに巡回警備や点検業務などの業務を行う。「公共空間との調和」「威厳と親しみやすさ」をコンセプトに開発された。
防災センターと連携
巡回ルートを自律走行するcocoboは、歩行者や障害物を自動で検知して衝突を回避する。カメラ映像とセンサー情報のAI解析により、放置物・滞留者や転倒者(急病人)を検知。ガス漏れや熱画像センサーによる火災検知のほか、災害情報の提供や施設案内も行う。
点検業務では、目的に応じてアーム先端のアタッチメントを交換して多様な場面で活躍。ゴミ箱などの点検にはステレオカメラ、熱画像センサーを搭載したアタッチメントを、施錠確認には、ハンド型アタッチメントのスーパーマルチハンドを使用する。
また、クラウド連携により建物内の監視カメラ映像やエレベーター・電気錠などの設備情報、施設や地域の情報などの共有と連携が可能。災害情報の提供や注意喚起、施設案内をLEDディスプレイや音声で提供する。
(画像はプレスリリースより)

セコム プレスリリース
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