▼ ニュースのポイント
①AI技術を活用したマンガの自動着色サービス「Petalica Paint for Manga」試験提供開始。
②カラーマンガの作業時間短縮とコスト削減、品質向上。
③レイヤー領域分け技術でPSD形式データ書き出し機能搭載。
カラーマンガの制作時間短縮と品質向上へ
クリエイターの創作活動をサポートする事業を行うピクシブは、Preferred NetworksとAI技術を活用したマンガの自動着色サービス「Petalica Paint for Manga(ペタリカ・ペイント・フォー・マンガ)」の法人向け試験提供を、5月28日から開始すると同日発表している。
同サービスは、デジタル化が進むカラーマンガの作業時間短縮とコスト削減、品質の均一化が期待できる。
イラストソフト技術がない人も作業可能
Petalica Paint for Mangaは、色のついたキャラクター画像を参考に、AIが自動でモノクロ原稿のキャラクターを着色。さらに、自動着色された画像に「カラーヒント機能」を使い細かく調整を加えることも可能である。
着色された画像を「髪・服・肌・目・背景」などのレイヤーフォルダ別に、Adobe Photoshop画像(PSD)形式データとして書き出しする機能を搭載。各クリエイティブの制作・編集などを他のソフトで仕上げることもできる。
ピクシブは、さまざまな分野に深層学習(ディープラーニング)を応用するPreferred Networksとイラスト自動着色分野で業務提携し、線画自動着色サービス「Petalica Paint」を共同で運営。今後も、クリエイターと企業を最新技術で支援するサービス・機能開発に取り組む。
(画像はプレスリリースより)
ピクシブのプレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000148.000035885.html▼ 会社概要
ピクシブは、イラストコミュニケーションサービス「pixiv」を中心に、クリエイターを支援するさまざまなサービスを提供。世界中の人々の創作活動を支える事業を展開している。
社名:ピクシブ株式会社
代表取締役:國枝 信吾
所在地:東京都渋谷区千駄ヶ谷4-23-5 JPR千駄ヶ谷ビル6F