▼ ニュースのポイント
①理化学研究所が「記述式AI採点の技術」を開発。
②AIが記述式答案を人間と同等程度に自動採点。
③選択式・記述式の問題形式でトレーニング可能な教材「記述式をAI採点する現代文トレーニング」をリリース。
業界初、記述式答案を採点する新技術
代々木ゼミナールは、「記述式AI採点の技術」を活用した現代文記述式問題の自動採点を含む高校生向けトレーニング教材の提供を7月から開始すると、5月27日に発表している。
「記述式AI採点の技術」は、理化学研究所革新知能統合研究センター自然言語理解チームが、教育・学習を支援する自然言語処理技術の一つとして開発。代々木ゼミナールは、2017年度から記述式問題の自動採点に関する研究を理化学研究所と共同で行っていた。
長期休暇中や補助教材など自学自習に活用
今回リリースされた教材「記述式をAI採点する現代文トレーニング」は、選択式問題と記述式問題のどちらの形式でもトレーニングが可能。
記述式問題は、それぞれの採点基準によりAIが採点をする。さらに、代々木ゼミナール講師の解説動画で復習することで記述式答案作成のスキルアップにつながる。
「記述式答案自動採点プログラム」を導入した教材
同プログラムは、評価項目ごとの点数の推定や根拠箇所とともに提示する技術など、記述式答案採点の文脈ではこれまでなかった新しい技術が組み込まれている。1問当たり数百答案の訓練データで、AIは人間と同等程度の採点精度を実現する。
最大のメリットは、記述式答案に対して速やかに採点結果を返すことができること。教材には、大学入試対策を意識した問題が9回分収録されている。
(画像はプレスリリースより)
代々木ゼミナールのプレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000005.000072274.html▼ 会社概要
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