▼ ニュースのポイント
①ヒューマノーム研究所がAI入門教材の体験型AI・データ解析学習テキストを無料公開。
②同教材では、難しい理論やプログラミングを学ぶ前に、AI構築に挑戦できる。
③同研究所では、今回の無料公開を記念し、「AI・データ解析」ウェビナーを開催する。
ワクワク感をプラスしたAI入門教材
ヒューマノーム研究所は5月28日、体験型AI・データ解析学習テキスト「ワクワクから始めるAI・データ解析教室」の無料公開を開始した。これまでにないワクワク感で、データサイエンスをスムーズに学ぶことができるAI入門教材という。
また同研究所では、この公開記念として、AIを初めて学ぶ人でも参加できる「AI・データ解析」ウェビナーを6月15日に開催する。ウェビナー詳細は外部リンクのプレスリリースから参照できる。
DX・AI教育、なぜ進まない?
AIは、デジタル化・データ活用に欠かせないものとなっているが、データサイエンティストの人材育成は進んでいない。その要因について同社は、DX・AIの学習継続を阻む2つの問題点を挙げている。
その1つは、「理論・プログラミングの習得ハードルが高い」という点だ。学習者は時間的な制約から、数学理論やプログラミングを理解できるまでの学習に至らず、結果としてAI・データ解析にたどり着けないという問題が起きているという。
もう1つの問題は、経営者やマネージメント層が、現場のAI開発フローを飲み込めていないため、AIの活用方法を想像できないという点だとしている。
そこで同社では、これらの問題を解決しようと、今回のプログラムではノーコードツールを活用。テキストでは極力、専門用語を使わず、実際にデータを操作して理解を促す構成とした。
これにより、数学やプログラミングを学習する前に、AI構築の工程に挑戦でき、AI構築の楽しさや難しさを体感できるようにした。
(画像はプレスリリースより)
ヒューマノーム研究所 プレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000026.000042913.html▼ 会社概要
ヒューマノーム研究所は、ヒトの理解に関連する学術的統合解析技術の研究開発を行っている。
社名:株式会社ヒューマノーム研究所
代表取締役:瀬々 潤
所在地:東京都中央区築地2-4-10 SAテンハウス2階