▼ ニュースのポイント
①コロナ禍では集まって議論をすることが難しく、オンライン会議では議論が活発化しない。
②AGREEBITが、AIがオンライン上での議論のファシリテーションを支援する「D-Agree」を正式リリース。
③D-Agreeを利用することで、集まった意見が分析され、さらに議論を深めることができる。
コロナ禍でもオンラインで活発な議論が可能に
京都大学・名古屋工業大学発のスタートアップ・AGREEBITは6月3日、AIがファシリテーションを支援する世界唯一のSaaSサービス「D-Agree(ディー・アグリー)」を正式リリースした。
D-Agreeは国際特許取得を取得し、ベータ版は国内の教育機関や行政、海外などで加速度的に導入されているという。
コロナ禍の今、「集まって議論をすることができない」「オンライン会議では議論が活発にならない」などの課題がある。
今回リリースされたD-Agreeは、AIファシリテート技術により、オンライン上での議論や意見をリアルタイムで集約することができるオンラインプラットフォームだ。議論のファシリテーションはAIが行う。
AIは、議論炎上防止フィルターによるリスクマネジメントや、集まった意見の解析、議論内容の抽出、構造化、分析も行う。これにより、さらに議論を深めることができる。
同社では現在、D-Agreeについて広く知ってもらうため、トライアルユーザーを募集している。
AI・集合知研究の第一人者・伊藤孝行教授が開発
D-Agreeは、マルチエージェントシステム・集合知に関するAIの国際的第一人者、京都大学・伊藤孝行教授の研究室での成果を基に開発された。
(画像はプレスリリースより)
AGREEBIT プレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/000000004.000059668.html▼ 会社概要
AGREEBITは、京都大学・名古屋工業大学発スタートアップ企業。AI・エージェント開発/分析事業、AI に関連する人材教育事業を行っている。
社名:AGREEBIT株式会社
代表取締役:桑原 英人
所在地:愛知県名古屋市西区那古野2丁目14番1号 なごのキャンパス