▼ ニュースのポイント
①大日本印刷では、生活者に新しい買い物体験を提供する「ストアDX」に注力している。
②この流れで、リアル店舗にて生活者の潜在的な購買欲求を解析・可視化するサービスを開発し、トライアルパッケージを企業に提供開始した。
③同サービスで取得・解析したデータは企業のマーケティング活動やCX向上などに活用することができる。
リアル店舗がマーケティングの場に
大日本印刷は5月18日、リアル店舗にマイクとカメラを設置し、生活者の潜在的な購買欲求を解析・可視化するサービス「DNP店舗内CX解析サービス」のトライアルパッケージの提供を開始した。
同社では、リアルとデジタルで生活者に新しい買い物体験を提供する「ストアDX」に力を入れている。この流れで、リアル店舗内にて生活者の購買欲求を分析・可視化するサービスを開発。接客時の会話や反応からマーケティングデータを収集する実証実験も実施した。
一方、コロナ禍の今、リアル店舗は、メーカーや流通企業にとってのマーケティングやブランディングのための場となりつつあり、生活者の潜在的欲求を知る重要な場となっている。
そこで今回、同社は解析サービスのトライアルパッケージを提供することとした。
リアル店舗にマイクとカメラを設置して解析
今回のサービスでは、店舗内にマイクとカメラを設置し、接客中における店員と生活者の音声と行動データを取得。このデータを解析して一覧表示で可視化し、企業にフィードバックする。
企業は、この解析データをマーケティングや商品・サービスの改善、店員の教育などCX向上に活用することができる。
(画像はプレスリリースより)
大日本印刷 ニュースリリース
https://www.dnp.co.jp/news/detail/10160872_1587.html▼ 会社概要
大日本印刷は、印刷事業をはじめ、ディスプレイ関連製品や電子デバイスの事業などを国内外で展開している。
社名:大日本印刷株式会社
代表取締役:北島 義斉
所在地:東京都新宿区市谷加賀町一丁目1番1号