▼ニュースのポイント
①全国47都道府県、400以上の医療機関において、「AI問診ユビー」が導入された。
②同システム導入により、医療機関の業務を効率化することができる。
③AIが質問を自動で生成し聴取することで、患者の伝え漏れや医師の聴取漏れを防ぐ。
全国47都道府県の医療機関への導入達成
5月21日、Ubieは自社が提供する「AI問診ユビー」が、全国47都道府県の医療機関への導入を達成したことを発表した。
AI問診ユビーが導入された医療機関は400以上あり、大きな病院だけでなく、診療所やクリニックなどでも導入が広がっている。
医師にも患者にもメリット
AI問診ユビーはスマートフォンやタブレットを活用した問診サービスだ。
紙の問診票ではなくデジタルデバイスを活用することによって、医療機関の業務を効率化することができる。
問診内容を医師は1クリックで電子カルテに転記することが可能であるため、紙のカルテ記載などの事務作業を削減でき、患者に対しAIが質問を自動で生成し聴取するため、診察までの待ち時間に症状を詳しく伝えることができるのである。
AI問診ユビーを導入することで、初診問診時間を従来の1/3に削減することが可能だ。
また、患者の伝え漏れ、医師の聴取漏れを防ぐことによって、診療の充実化を支援する。
紹介状の自動作成機能や診療所やクリニックに特化した機能を搭載していることや、新型コロナウイルス感染症の影響により、「地域のかかりつけ医」として利用される診療所やクリニックにおいても、AI問診ユビーの導入が進んでいる。
(画像はプレスリリースより)
Ubie プレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp▼会社概要
医師とエンジニアがタッグを組み、自分に合った医療へ誰もがアクセス可能な社会づくりを進める、ヘルステックスタートアップ企業。
医療現場の業務を効率化する「AI問診ユビー」、患者の症状から最適な医療へ導く「AI受診相談ユビー」の開発から運営、提供までを行っている。
会社名:Ubie株式会社
代表:阿部 吉倫 (医師) 久保 恒太 (エンジニア)
本社所在地:東京都中央区日本橋室町1-5-3 福島ビル6階