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3社共同で「送電線点検用ドローン自動飛行システム」を開発

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3社共同で「送電線点検用ドローン自動飛行システム」を開発

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▼ニュースのポイント
①ブルーイノベーション、東京電力ホールディングス、テプコシステムズの3社で「送電線点検用ドローン自動飛行システム」を開発。
②東京電力パワーグリッドがこの新システムを6月から導入。
③送電線の点検作業を大幅に効率化し、コスト削減にも貢献するとして大きな期待が寄せられている。

6月から導入予定
 5月11日、ブルーイノベーション、東京電力ホールディングス、テプコシステムズは3社共同で「送電線点検用ドローン自動飛行システム」を開発したことを発表した。

 6月からはこのシステムを東京電力パワーグリッドが導入し、東京電力パワーグリッド所有の送電線の点検業務に用いる見通しとなっている。

送電線点検用ドローン自動飛行システム


送電線の点検作業は目視で行ってきた
 送電線点検用ドローン自動飛行システムは、複数のロボットやドローンと、その機材に取り付けたカメラやセンサーを同時にコントロールすることによって、ロボットやドローンに任意の業務をオートメーションで行わせることができる「Blue Earth Platform」をベースにしている。

 これまで、送電線の点検作業はヘリコプターや高倍率スコープを使用し、目視で行ってきた。

 この作業には膨大な時間がかかり、作業員の技能に支えられている点検方法であることから、ドローンを自動飛行させて点検できないか検討されていた。

 しかし、送電線にドローンが近づくと、磁界の影響で機体のコントロールが不安定になることや、電線に沿った飛行ルートをあらかじめ設定しておくことが困難であるなどの課題をクリアする必要があった。

 今回発表された送電線点検用ドローン自動飛行システムは一般的なドローンにも搭載可能で、ドローンが自動飛行しながら対象物検知センサーによって送電線の異常を撮影することができる。

 このシステムは点検作業を大幅に効率化するだけでなく、コストの削減にも貢献すると期待が寄せられている。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

ブルーイノベーション プレスリリース
https://www.blue-i.co.jp/news/4530/


▼会社概要
自社で開発したプラットフォーム「Blue Earth Platform」を軸に、プラントや工場、公共インフラのDXソリューションの開発や提供を行う企業。

流通や物流のDXソリューション、人材育成やトレーニングソリューションなど幅広い分野で活躍している。


社名:ブルーイノベーション株式会社
代表取締役:熊田 貴之
所在地:東京都文京区本郷5-33-10 いちご本郷ビル4F


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