▼ ニュースのポイント
①山手線5駅で「AI多機能自販機」の実証実験が開始される。
②「AI多機能自販機」は、AI接客システム「AIさくらさん」により、コミュニケーション機能を強化した自販機。
③実証実験は10月末頃まで実施し、AIによるサービスの有効性を検証する。
AIによるサービスの有効性を検証
JR東日本クロスステーション ウォータービジネスカンパニーは5月11日、AI接客システム「AIさくらさん」を導入した「AI多機能自販機」の実証実験を同日から開始すると発表した。
実証実験は、同自販機を山手線の品川・上野・新宿・東京・秋葉原駅に各2台設置して10月末頃まで実施し、AIによるサービスの有効性を検証するとしている。
同社はJR東日本グループ向け清涼飲料の卸としてエキナカの自動販売機事業などを行い、昨年3月~6月にはインバウンド向け多機能自販機を展開していた。
コミュニケーション機能を強化
今回の「AI多機能自販機」では、このインバウンド向け多機能自販機にコミュニケーション機能としてティファナ・ドットコムが提供するAI接客システム「AIさくらさん」を活用し、自販機との会話を実現した。
「AI多機能自販機」には非接触型のモニターが搭載されている。モニターには、「AIさくらさん」のアニメーションが表示され、口頭での質問に対して案内を行う。
このほか同自販機には、ゲームや商品ランキングなどのエンタメ機能、顔認識システムによる商品のレコメンド機能、案内機能などが搭載されている。
案内機能では、商品の詳細情報や決済方法、自販機の使い方などを多言語で案内することができ、天気予報や乗換案内を表示するもできる。
(画像はプレスリリースより)
JR東日本クロスステーション ウォータービジネスカンパニー プレスリリース
https://www.jr-cross.co.jp/ティファナ・ドットコム プレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000035.000060004.html▼ 会社概要
JR東日本クロスステーション ウォータービジネスカンパニーは、JR東日本グループ向け清涼飲料の卸、エキナカなどの自動販売機事業、オリジナル商品の開発などを行っている。
社名:株式会社JR東日本クロスステーション ウォータービジネスカンパニー
カンパニー長:竹内 健治
所在地:東京都品川区大崎1-2-2 アートヴィレッジ大崎セントラルタワー9階
▼ 会社概要
ティファナ・ドットコムはWEB・AI制作を行っている。
社名:株式会社ティファナ・ドットコム
代表取締役:藤井亮
所在地:東京都目黒区大橋2-22-7
村田ビル5・6・7・8・10F