▼ ニュースのポイント
①東芝データが「購買統計データAPIサービス」を5月11日から順次開始する。
②同サービスでは、レシート発行から数時間以内に購買統計データを参照できる。
③これにより、国内の購買変化を迅速に捉え、機動的な商品開発や生活の変化に順応した政策立案ができる。
グループの電子レシートサービスのデータを連携
東芝データは5月11日、「購買統計データAPIサービス」を同日から順次開始すると発表した。
同サービスでは、東芝グループの電子レシートサービス「スマートレシート」のデータを連携させることで、レシート発行から数時間以内に購買統計データを参照できる。
消費行動の多様化が進む中、暮らしの変化に順応するサービスや施策を迅速に行うには、購買事実に基づいたデータをタイムリーに捉えることが必要となっている。
だが、実店舗での購買データの多くは売り手側の商品販売データとなっているため、店舗や業種の垣根を越えた「買い手中心の横断的な購買データ」を知ることは難しかった。
買い手中心の横断的な購買データを提供
今回の「購買統計データAPIサービス」では、この「買い手中心の横断的な購買データ」が、買い物発生から数時間以内に提供される。
同社が提供する購買統計データAPIは、購買数量ランキング、購買数量ランキング地点別、購買数量ランキング時系列急変動など7種。
これにより企業や公的機関は、さまざまな購買データをダイレクトに知ることができ、これらのデータを商品開発や政策立案に活かすことができるとしている。
(画像はプレスリリースより)
東芝データ ニュースリリース
https://www.toshiba-data.co.jp/topics/20210511.htm▼ 会社概要
東芝データは東芝の100%子会社で、データの流通・サービスの展開、投資業務などを行っている。
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