▼ ニュースのポイント
① ADEKAと共同で「ラベル自動認識システム」の実証実験を開始
② ラベルにある文字を人間の代わりに認識するOCR技術を採用
③ コンピューターが同じ特徴の画像から「ラベル」認識する画像認識技術も
人為的な過誤による損失、作業効率の低下を防ぐシステム
SMITH&FACTORYがADEKAと共同で、「ラベル自動認識システム」の実証実験を開始したと、4月30日に発表している。
「ラベル」にはロット番号や品質保証期限、賞味期限などが記載されており、あらゆるメーカーが利用する。ADEKAで取り扱うアイテムにおいては、荷姿やラベルの位置・種類がさまざまであり、人間が確認する必要があった。
しかし人為的な過誤による損失が生じたり、作業効率が低下したりする課題があり、OCR技術・画像認識技術に強みを持つTRUST SMITHと、食品の管理技術・トラッキングシステムに強みを持つADEKAが、同実証実験に乗り出した。
ラベルにある文字を人間の代わりに認識するOCR技術
「ラベル自動認識システム」には、ラベルにある文字を人間の代わりに認識するOCR技術が採用されているほか、コンピューターに大量のラベル画像を学習させ、各ラベルの特徴を理解したコンピューターが同じ特徴の画像から、「ラベル」だと認識する画像認識技術も採用されている。
同システムは国内外での需要が見込め今後、食品・医療品・化学品を取り取り扱うメーカーはもちろん、ラベルを利用する現場で必要不可欠な技術になると考えられている。
(画像はプレスリリースより)
SMITH&FACTORY
https://www.smithfactory.net/SMITH&FACTORYのプレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000010.000063451.html▼ 会社概要
SMITH&FACTORYは、『より良い未来の為に』をミッションとして完全自動化スマートファクトリーの実現を目指し、無人工場設立コンサルティングなどを展開している。
社名:SMITH&FACTORY株式会社
代表取締役社長:渡辺 琢真
本社所在地:東京都文京区本郷4丁目1-1 菊花ビル7F