▼ ニュースのポイント
① Bladeと連携、「eVOLT」若しくは「EVA」を最大30機提供
② FAA認証を得て1時間ごとの料金設定で運行へ
③ 次世代の航空交通管理に必要な技術展開にワーキンググループの形成も
Bladeと連携、アーバン・エア・モビリティを実現へ
安全な毎日の飛行を、全ての人に提供するべく事業展開するWisk Aero LLC(Wisk)が、Blade Urban Air Mobility, Inc.(Blade)に電動垂直離着陸機を最大30機提供すると、5月5日に発表した。
Wiskは全電動式垂直離着陸機「eVOLT」をアメリカ国内で初めて展開するべく、Bladeと連携し、「eVOLT」若しくは「EVA」を最大30機提供する決定に至った。
FAA認証を得てから、Bladeの専用ターミナル・ネットワーク間を1時間ごとの料金設定で、それらの電動垂直離着陸機を運行させる予定となっている。
電動垂直離着陸機の充電などに必要な技術を開発へ
WiskとBladeは電動垂直離着陸機の充電と、次世代の航空交通管理に必要な技術展開のため、ワーキンググループ形成をしていく予定であることも明らかにした。
Wiskは現在、FAAの実験機に関する規定に準拠して「eVOLT」の運行をしており、可能であればBladeの主要サービスエリアで最初のテスト飛行を開始する予定だとしている。
(画像はプレスリリースより)
Wisk Aero LLC プレスリリース
https://wisk.aero/news/press-release/blade-wisk/Wisk Aero LLCのプレスリリース(Cision PR Newswire)
https://www.prnewswire.com/▼ 会社概要
Wiskは電動垂直離着陸機のアメリカのスタートアップ企業であり、同機によって目的地への到着時間を短縮させる。10年の経験と1300以上のテスト飛行により、安全かつ持続可能な都市旅行の未来を形づくる。
会社名:Wisk Aero LLC
CEO:Gary Gysin
本社所在地:2700 Broderick Way, Mountain View, CA 94043