▼ニュースのポイント
①フジマックとTechMagicが食器自動仕分けロボット「finibo」を開発。
②ANAケータリングサービスの羽田工場にて実証実験実施。
③実証実験ではロボットアームとコンベア洗浄機を組み合わせ、食器の仕分けと収納をfiniboが行う。
食器自動仕分けロボット「finibo」の実証実験
4月26日、フジマックはTechMagicと共同開発した「finibo」の実証実験をスタートしたことを発表した。
このfiniboは食器自動仕分けロボットであり、今回の実証実験はANAケータリングサービスの協力のもと実施される。
効率的な人員配置の検証も行う予定
日本国内を就航する航空機へのケータリングを行うANAケータリングサービスの羽田工場では、コンベア型食器洗浄機が使用されている。
その洗浄機から出て来た食器を仕分けてコンテナに入れる作業に、通常1~2人の作業者が必要とされている。この作業者の負担とコストを削減することが喫緊の課題とされていた。
そこで、業務用厨房機器総合メーカーであるフジマックと、ロボティクスや機械学習の活用を得意とするTechMagicがタッグを組み、食器自動仕分けロボットであるfiniboを開発した。
finiboには6次元コンベアトラッキング技術が搭載されており、食器の位置や姿勢を画像認識することが可能。2台のロボットが完全に自動で食器整理を行う。
今回の実証実験では、ロボットアームとコンベア洗浄機を組み合わせることによって、食器の仕分けと収納をfiniboが行う。
また、効率的な人員配置の検証も併せて行う見通しとなっている。
(画像はプレスリリースより)
フジマック プレスリリース
https://www.fujimak.co.jp/▼会社概要
フジマックは業務用厨房機器総合メーカー。
顧客との綿密な打ち合わせにより、企画から設計、開発、製造、施工、アフターサポートまで一貫して行っている。
あらゆる条件を考慮して厨房プランを提案し、有名ブランド機器を組み込んだオーダーメードキッチンの提案も得意とする。
社名:株式会社フジマック
代表取締役会長:熊谷 俊範
所在地:東京都港区南麻布一丁目7番23号