▼ ニュースのポイント
①大阪梅田の「ハービスPLAZA ENT」において「ugo TS-P」の実証実験を実施していた。
②ugo TS-Pを商業施設へ導入実現するための実証実験。
③警備ロボットの導入によって、コストの削減と感染リスク低減に期待。
3月に実証実験を行っていた
4月23日、Mira Roboticsは総合ビルメンテナンスを手掛ける大成と共に、2021年3月8日から3月12日までの期間、大阪梅田の「ハービスPLAZA ENT」において「ugo TS-P」を用いた施設内警備の実証実験を実施していたことを発表した。
この実証実験はugo TS-Pを商業施設に導入するために実施されたもので、ugo TS-Pによる巡回や立哨警備業務の実現と、来訪者の反響を調査することが目的であった。
巡回警備業務の途中、ugo TS-Pに付属しているモニターで広告を流し、デジタルサイネージとして活用できるか否かも検証していた。
次世代型アバターロボット、ugo
アバターロボットの開発を行うMira Roboticsは、次世代型アバターロボットとしてugoを生み出した。
このugoは2本のアームを持ち、高さ調整ができることからさまざまな業務を担うことができるとして注目を集めている。
AI学習機能を有するため、稼働条件が同じであれば自動モードで稼働することもできる。
従来のシンプルなアバターロボットとしての働き、完全自動化ロボットとしての働きの両方のメリットを持つことが、次世代型ハイブリッドアバターロボットと呼ばれる所以だ。
施設警備業務の中で、巡回や立哨などの業務を人から警備ロボットに代替すれと、コストの削減だけでなく、感染症などの感染リスクを低減させることが期待できる。
(画像はプレスリリースより)
Mira Robotics プレスリリース
https://www.taisei-bm.co.jp/▼ 会社概要
家庭用ロボットや業務用ロボットの企画から開発、販売までを手掛ける企業。
また、ロボットを活用したサービスの構築や運営も行っており、ロボットに関連する多くの業務に携わっている。
会社名:Mira Robotics株式会社
代表取締役CEO:松井 健
所在地:東京都千代田区東神田1-7-8 プライム東神田ビル9階