▼ ニュースのポイント
①IoTルアー「smartLure Model Zero」の予約販売スタート。
②さまざまな情報をユーザーが知りたいタイミングでアプリへ転送することができる。
③将来的には、魚の生息数の把握や水辺環境の変化をデータ化できるのではないかと期待されている。
日米同時に予約販売スタート
4月23日、スマートルアーは日本時間4月26日正午から「smartLure Model Zero」の予約販売を開始することを発表した。
この予約販売はクラウドファンディングサイトである「Kickstarter」で行われ、予約購入者への出荷は来年2月頃からスタートする見込みだ。
さまざまなデータを取得するIoTルアー
smartLure Model ZeroはIoTルアーのことだ。
このルアーはさまざまな情報を高精細にデータ化することができるセンサーモジュールが組み込まれており、通常のルアーと同じように泳がせると、さまざまな情報をユーザーが知りたいタイミングでアプリへ転送することができる。
その情報は、水中の明るさや温度、水深トレース、ルアーの動きなど多岐にわたる。アプリ上で、これらの情報と、気象条件や潮汐などの釣果に影響する情報を合わせて知ることができるのである。
同社が目指すのは、釣りの秘密を解明すること。
ルアーに魚が食いつくまでのデータを集めてビッグデータ化し、ルアーの色や形、動き、環境条件などと釣果の関連性を調査したいと考えている。
将来、同社のIoTルアーを使う人が増えると、魚の生息数の把握や水辺環境の変化をデータ化できるのではないかと期待されている。
これが実現すれば、自然状態における魚の行動を知るための手掛かりになるのではないかと考えられており、魚類研究者からも関心が寄せられている。
(画像はプレスリリースより)
スマートルアー プレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp▼ 会社概要
IoTを活用し、釣り人へ向けた情報流通市場を確立。釣り人向けのメディア運営や、デバイスの設計や開発も手掛ける。
社名:株式会社スマートルアー
代表取締役:岡村 雄樹
所在地:札幌市中央区宮ヶ丘