▼ニュースのポイント
①「AI検温パスポート」と勤怠管理システムである「KING OF TIME」が連携。
②検温データと勤怠管理データを一元管理することが可能になる。
③感染症などに対する接触リスク低減にもつながる。
検温と打刻を同時に
4月30日、「AI検温パスポート」を提供するフューチャースタンダードは、Web APIを通じて、ヒューマンテクノロジーズが提供する「KING OF TIME」と連携することを発表した。
この連携により、フューチャースタンダードが提供するAI検温パスポートと、勤怠管理システムの連携が実現する。
なりすまし防止にも活用できる
これまで、出勤時などの打刻は手動やタイムカード、ICカードで行うことが多かった。
さらに、新型コロナウイルス感染症の影響により、検温が必要になる施設が多くなった。検温やそのデータを管理することは、企業における新たな危機管理習慣として根付きつつあるが、管理を一元化できないかというところが悩みどころであった。
AI検温パスポートのクラウド管理サイト「Thermal Camera Hub」と、勤怠管理システム「KING OF TIME」がデータ連携することにより、検温から打刻までを一元化することが可能になった。
一元化するにより、打刻作業のスリム化はもちろん、データ管理の負荷軽減だけでなく、感染症などに対する接触リスクを低減させることにも一役買うことができる。
また、高精度の顔認証機能が搭載されているため、なりすまし防止にも活用することが可能。
AI検温パスポートには検温結果を印刷する機能があり、来客には検温結果をプリントアウトしたものを提示してもらうという使い方もできる。
(画像はプレスリリースより)
フューチャースタンダード プレスリリース
https://www.futurestandard.co.jp/news/1262/▼会社概要
映像解析AI分野に特化した「SCORER」の開発から運営を手掛けている企業。最先端技術とSCORERを組み合わせたシステムを多数開発している。
社名:株式会社フューチャースタンダード
代表取締役社長:鳥海 哲史
所在地:東京都文京区本郷3-15-2 本郷二村ビル5階