▼ ニュースのポイント
①キヤノンがプロ向けのファイル転送モバイルアプリを6月に無償公開。
②アプリは5G対応で、画像にはメタデータや音声を付加できる。
③アプリの対応OSはiOS14以降。
場所を選ばず機動的にファイル転送
キヤノンは4月14日、モバイル端末からFTP/FTPS/SFTPサーバーに画像を転送する、プロフォトグラファー向けのモバイルアプリケーション「Mobile File Transfer」を6月下旬に無償公開すると発表した。
現在、プロの現場における画像のデータ転送は有線接続のパソコンで行うのが主流となっている。同アプリを利用することで、場所を選ばず機動的なファイル転送が可能となり、プロの現場を効率化することができる。
また、5Gのモバイル端末にも対応しているため、大容量の写真を高速で転送でき、フィルター転送にも対応しているという。
画像には、IPTC(国際新聞電気通信評議会)の標準規格に基づき、撮影者名や画像のライセンス情報などのメタデータを付加することができる。さらにアプリ上では、カメラからモバイル端末に移行された画像に音声メモを付加したり、IPTCメタデータを編集したりすることもできるという。
モバイルアプリ「Mobile File Transfer」の概要
アプリの対応OSはiOS14以降で、Androidは今後対応する予定。アプリのダウンロードは無償。次バージョン以降は有償となる。同アプリが対応するカメラは、EOSR5、EOSR6、EOS-1DXMarkIII、EOS-1DXMarkII。
(画像はプレスリリースより)
キヤノン・キヤノンマーケティングジャパン ニュースリリース
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