長文を自動で要約・圧縮
朝日新聞社は4月2日、長文を入力すると自動で文章を要約する「長文要約生成API(Application Programming Interface)」を公開した。今回、このAPIを評価用途に限って無償で利用できるという。
同APIでは、同社公開済みの「自動要約生成API TSUNA」の技術を基に開発された文章圧縮技術により、文章を要約・圧縮することができる。
この要約・圧縮技術は、同社の過去30年分の記事データや記事を生み出す過程での内部データと、ディープラーニングにより可能となったという。
これらの技術により、同APIでは、長文を指定した長さごとに区切って要約し、文ごとの長さを揃えたり、指定した割合まで圧縮したりすることができる。さらに、重要な文を抽出して、その重要文を圧縮することも可能という。
APIを実際に活用した文章も公開
今回、同社では、リリース上の文章を同APIで実際に要約して3分の1に圧縮した文章も公開している。要約・圧縮された文章は、重要な箇所が箇条書きのように抽出されていて、内容を素早く理解できるようになっている。
(画像はプレスリリースより)
朝日新聞社 プレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001111.000009214.html