▼ ニュースのポイント
① FDAが術中視覚を強化するイメージングモジュール「ActivSight」を認可
② ハードウェアに依存せず、外科医にリアルタイムの術中視覚データとイメージングを提供
③ 従来のフロントガラスが使用でき、車両組み立てライン以外での装着に期待も
リアルタイムの術中視覚データとイメージングを提供
Activ Surgical(アクティブ・サージカル)が、開発した術中視覚を強化するイメージングモジュール「ActivSight」について、アメリカ食品医薬品局(FDA)から認可を受けたと、4月9日に発表した。
同イメージングモジュールはハードウェアに依存せず、外科医にリアルタイムの術中視覚データとイメージングを提供できるように設計されており、手術室での患者の転帰と安全性の向上に役立つ。
血流と灌流をリアルタイムで確認する機能が利用可能に
ActivSight、は人工知能(AI)と機械学習(ML)テクノロジーを使用して、高度な外科的洞察・知見を提供するソフトウェアプラットフォーム「ActivEdge」の一部となる。
最初に利用可能となる「ActivInsight」の機能は灌流洞察で、従来の薬液などを使用せずに、血流と灌流をリアルタイムで確認できるようにしていく。
2021年後半の「ActivSight」のローンチ時において、現時点では世界中の13の主要な医療システムで使用されることが予定されている。
(画像はプレスリリースより)
Activ Surgical プレスリリース
https://www.activsurgical.com/news/fda-clearanceActiv Surgicalのプレスリリース(CISION PR Newswire)
https://www.prnewswire.com/▼ 会社概要
Activ Surgicalは、外科医の可能な限り最高なパフォーマンスを引きだし、命を救う力を与えるという使命を背負い、ハードウェアに依存しない外科ソフトウェアを構築しているスタートアップ企業である。
社名:Activ Surgical
最高経営責任者:Todd Usen
所在地:840 Summer Street,Suite 108,Boston, MA 02127