AGVによるフロア移動の自動化などを目指す
SMITH&FACTORYが、大崎電気工業やエイビットと共同で、「ローカル5G」でスマート工場の実現に向けた実証実験を行うと、3月29日に発表した。
製造現場のデジタルトランスフォーメーション(DX)が加速しており、工場のWi-Fi環境下における回線の安定化や、セキュリティの改善に寄与する「ローカル5G」に注目が集まっている。
今回、大崎電気工業がこの「ローカル5G」導入に向けて、総務省の「地域におけるローカル5G等導入計画策定支援プロジェクト」の支援を受けるために計画書を作成。SMITH&FACTORYがAIを活用したAGVを開発、エイビットが「ローカル5G」の機材開発を担当し、スマートメーターを活用した設備監視と、AGVによってフロア移動の自動化に向けた実証実験を行い、工場施設全体のスマート化を推進していく。
埼玉事業所に「ローカル5G」の基地局を設置
同実証実験では4月から、大崎電気工業の埼玉事業所第7工場に「ローカル5G」の基地局を設置し、「ローカル5G」の運用を開始する予定。AIを活用したAGVを「ローカル5G」に接続して、工場のレイアウトに応じた柔軟な制御を図る。
また、フロアをまたぐAGVの移動や、AGV以外の機器も「ローカル5G」に接続してデータ収集や解析を行っていく。
(画像はプレスリリースより)
SMITH&FACTORY プレスリリース
https://www.smithfactory.net/SMITH&FACTORYのプレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000009.000063451.html