『自動運転』レベル3機能を搭載した新型車が登場
三井住友DSアセットマネジメントが3月25日に、マーケットレポート「世界初となるレベル3の『自動運転』車発売、開発競争は激化」を発行したと、同日に発表している。
国内では『自動運転』レベル3機能を搭載した自動車が公道を走行できるよう、昨年4月に改正道路運送車両法が施行された。3月5日には、ホンダが『自動運転』レベル3機能を搭載した高級車「レジェンド」を発売。約1,000万通りのシミュレーションと、テスト車両で高速道路をおよそ130万km走行する実証実験を繰り返し、『自動運転』レベル3機能を搭載した世界初の新型車となった。
同新型車には、時速30キロを超えない速度で走行すると『自動運転』機能が作動。時速50キロまで『自動運転』となるシステムが組み込まれた。3次元の高精度地図などの情報から車両の位置や道路状況の把握を行うほか、外観認識センサーによる検知で安全を確保していく。
国内外で『自動運転』の技術開発競争が激化
ホンダをはじめとした国内企業のほかにも、ゼネラル・モーターズ(GM)のグループ傘下であるGMクルーズや、アメリカのアルファベット傘下のウェイモなども、国内外で『自動運転』の技術開発を行っており、開発競争が激化してきている。
また、レベル4以上の『自動運転』の実用化は、さまざまな状況で事故の発生を未然に防ぐ機能が求められることから、AIの活用などが必要になると考えられている。
こういったことから、Googleなどのテクノロジー関連企業とのさらなる提携も必要となるとみられ、各企業の今後の取り組みに注目が集まっている。
(画像は三井住友DSアセットマネジメント ホームページより)
三井住友DSアセットマネジメント 日々のマーケットレポート
https://www.smd-am.co.jp/三井住友DSアセットマネジメントのプレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000073.000067873.html