公道での車両走行から各種データ取得なども実施
パーソルHDの傘下であるパーソルR&Dが4月1日から、自動運転AI開発に必須となるアノテーションを施した機械学習用教師データを、一括提供するサービスを開始したと、3月30日に発表している。
昨年11月には世界で初めて自動運転レベル3の型式指定が行われ、自動運転車の開発が本格的に進められている。
自動運転AIには、車両周囲を計測・判別するセンサーが収集した情報を基に、認知・判断を行うための機械学習結果が必要。同サービスでは、そういった機械学習用教師データだけでなく、乗用車や大型車対応の公道での車両走行における各種データ取得なども実施、一括してサービスを提供していく。
取得済みの画像データにアノテーション実施も可能
公道の歩道橋やトンネルといった場所では、「高さ制限」や「重量制限」など、トラック特有のデータ取得も必要だが、同サービスでは、乗用車のみならず大型車の走行も熟練ドライバーが担当し、走行環境や車両データを要望に応える形で取得する。
また、ドライブレコーダーから取得済みの画像データに、アノテーション実施も可能。MathWorksのツールを活用し、アノテーションの自動化も実現しており、時間短縮にも寄与していく。
(画像はプレスリリースより)
パーソルR&D プレスリリース
https://www.persol-rd.co.jp/2072/パーソルホールディングスのプレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000495.000016451.html