漫画でAI・IoTの審査基準を解説
特許庁は4月5日、社会的関心が高まるAI・IoT関連技術を題材に、特許の審査基準の基本的な考え方を漫画で表現した「漫画審査基準~AI・IoT編~」を公開した。
特許の専門家だけでなく一般の人にも特許審査に興味を持ってもらい、審査基準を理解してもらおうと、特許庁審査基準室の職員が自ら作成した。
特許庁ではこれまでもAI・IoT関連技術の審査事例を公開してきたが、特許審査の基本的な考え方をよく知っていないと理解しにくい面があったという。
そこで今回、一般の人も審査基準を理解しやすいようハードルを下げ、漫画による「漫画審査基準~AI・IoT編~」を公開した。「AI・IoT編」ではあるが、AI・IoT関連に限らずどの技術分野でも共通するような特許審査の基本的な考え方も解説している。
主人公はベンチャー企業の社長と従業員
今回公開された漫画の主人公は、ベンチャー企業の女性社長と従業員。中小企業やベンチャー、大学などの関係者が親しみやすいようにしたという。
漫画では、このベンチャー企業が自社開発ソフトの特許を取得しようとするに当たり、特許庁の審査官が特許を取るための要件についてわかりやすく解説している。
(画像はプレスリリースより)
特許庁 漫画審査基準~AI・IoT編~
https://www.jpo.go.jp/