音声認識・音声合成などのデジタル技術を融合して実現
NTTネクシアが顧客からの電話の問い合わせに、オペレーターではなくAIが代わりに音声応答するサービス「AI音声応答サービス」の提供を開始したと、3月31日に発表している。
デジタル技術を活用したコミュニケーションは、AIチャットボットなどによる応対が中心だが、電話などの音声での対応はオペレーターが行っており、効率化が課題となっている。
こういったことを踏まえNTTネクシアでは今回、音声認識・音声合成などのデジタル技術を融合し、顧客からの音声による問い合わせに、AIがオペレーターの代わりとなって対応するサービス「AI音声応答サービス」の提供を開始。「人手不足の解消」や「繁忙期・閑散期の要員調整」などの課題解決に寄与するとともに、業務効率化による生産性向上にもつなげていく。
機器の操作案内やRPAとの連携で事務処理入力も可能
同サービスではあらかじめ用意した一問一答型のFAQを基にして、問い合わせに音声で回答。機器の簡単な操作案内のほか、電話転送やRPAとの連携で事務処理入力なども可能となる。
AIによる電話応対の自動化や、音声コミュニケーションを必要とする顧客へのサービス時間拡大ができ、導入企業の業務効率化だけでなく、CX向上にも寄与する。
(画像はプレスリリースより)

NTTネクシア プレスリリース
https://www.ntt-nexia.co.jp/