コンプライアンス違反の自動検知へ
AI特化型webメディア「Ledge.ai」の運営やAI開発などを行うレッジは3月1日、SBI AntWorks Asiaとリスク管理に関するDXの共同研究を同日から開始すると発表した。
新型コロナウイルス感染症拡大の影響でリモートワークが普及している。だが、非対面のリモートワークでは、従来のように、直接、社員の雰囲気からコンプライアンス違反などのリスクを察知することが難しい。このため、リスク管理の方法にも変化が必要となった。
業務可視化ツール「Process Discovery」を活用
そこで同社では、業務可視化ツール「Process Discovery」を提供するSBI AntWorks Asiaと、リスク管理に関するDXの共同研究を開始することとした。
共同研究では、Process Discoveryと、PC上のログを活用。Process Discoveryを活用することで、従業員のPC上の操作ログを収集し、AIでログを分析する。
これにより、コンプライアンス違反などの検知におけるPC操作ログ分析の有用性と、PC上のどのような行動がリスクとなるのかなどについて共同研究する。
また、Process Discoveryは、従来のツールよりも比較的安価な価格帯であるため、数百人規模の非上場企業のリスク管理ができるように研究を進めるとしている。
(画像はプレスリリースより)
レッジ プレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000040.000030320.html