長城汽車向けのイベオ「NEXT」センサーの試験を開始
イベオオートモーティブ・システムズ(イベオ)が、中国最大のSUVメーカーである長城汽車向けのイベオ「NEXT」ソリッドステートLiDARシステムの試験を実施すると、2月25日に発表している。
今回の試験を進めていく目的は、自動運転レベル3とレベル4の自動運転システムの実現に向けたLiDARシステムの量産化であり、近い将来に自動運転システムの基準を設定することでもある。
イベオは、ドイツ・中国の試験・検証プロバイダーであるLiangDaoに一連の試験を依頼し、ベルリンと北京にあるテストトラックで行われる予定。イベオは2017年以降、公道での自動運転・ネットワーク化運転の試験走行を実施しており、テュフズードと協力して、自動運転車で使用されるコンポーネントとシステムの安全性を向上させてきた。
ZF Friedrichshafenに製造委託
新たに開発されたイベオ「NEXT」ソリッドステートLiDARシステムは、長城汽車のSUVモデル「Wey」に搭載される予定で、 イベオはZF Friedrichshafenにセンサーと制御ユニットの製造を委託している。
中国市場向けの自動運転レベル3の検証が開始されることに合わせて、イベオは同システムの量産化に向けた準備を進め、中国市場での重要なマイルストーンの達成を目指す。
(画像はプレスリリースより)
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Ibeo Automotive Systems プレスリリース
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