昨年に引き続き、実証運行スタート
2月15日、小田急電鉄は今月17日から5月16日まで、「しんゆりシャトル」を実証運行することを発表した。
同社は川崎市と共同で「小田急沿線まちづくり」に取り組んでいる。
しんゆりシャトルは小田急バスと川崎交通産業、神奈中タクシーが連携して運航するオンデマンド交通だ。
今回の実証運行は小田急線新百合ヶ丘駅周辺にて行われる。
1つのアプリで完了
しんゆりシャトルは乗降地点である「ミーティングポイント」がバス停よりも多く設定されており、対象エリア内のミーティングポイント間の移動を提供するというもの。
小田急電鉄の「EMot(エモット)」を使って、配車依頼から運賃支払いまで1つのアプリで完了することができる。
昨年、同じエリアで実証運行を実施しており、今回はより実用化に向けた実証運行として、有償でサービスを提供する。
また、日常生活においてどのようなシーンでニーズがあるかを調査するため、保育園や塾などの教育施設や大型商業施設、新百合ヶ丘エルミロードでお試しクーポンを配布し、しんゆりシャトルの利用促進やクーポンの有効性を検証することになっている。
しんゆりシャトルはEMotで配車依頼をすると、呼び出しに応じて経路を変更しながら運行。ユーザーが指定した出発地や到着地最寄りのミーティングポイントで乗降できる。
新型コロナウイルス感染症対策をしたうえで、同じ時間帯に同じ方向へ向かうユーザー同士は相乗りになる。
(画像はプレスリリースより)
小田急電鉄 プレスリリース
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