カフェテリアから応接室までロボットが配膳
三菱地所の「大手町パークビル」3階では2月22日~3月5日、NECネッツエスアイの自律走行型配膳ロボットによるソフトドリンク配膳の実証実験が行われる。
三菱地所では、労働人口減少対策や働き方改革に向け、ロボットを活用した施設運用管理に取り組んでいる。
今回の実証で使用するロボットは、NECネッツエスアイの自律走行型配送ロボット「YUNJI DELI」(配膳ロボ)。
同ロボットは、前後両方向への走行が可能で、70cm程度の狭い通路も走行できる。大容量のスペースがあり、積載も最大50kgまで可能だ。また、空間や障害物をセンサーで認識し、目的地まで自律走行する。
走行性能・運用性などを評価
今回の実証では、ビル3階にある三菱地所の社内カフェテリアで用意したソフトドリンクなどを、配膳ロボがセキュリティドアを自動で通過して応接室まで運ぶ。
これにより、飲み物を運ぶのに適した走行速度、衝突を回避する安全性、作業効率化の検証を行う。また、セキュリティドアとの連携の確認や、感染症対策としての非接触による満足度や待ち時間の短縮など、サービスレベルの評価も行うとしている。
(画像はプレスリリースより)
三菱地所・NECネッツエスアイ ニュースリリース
https://www.mec.co.jp/