Amazon「ディスタンス・アシスタント」でAIを活用した安全対策を！

　Amazonは2月22日、日本の物流拠点となるフルフィルメントセンター（FC）と配送拠点、デリバリーステーション（DS）など人が集まりやすいエリアに、「ディスタンス・アシスタント」の技術を導入したことを発表した。

　周囲の人との物理的な距離を測定する「ディスタンス・アシスタント」は、人工知能、拡張現実、機械学習を活用し、カメラに映る個人の動きを追跡。リアルタイムで人と人との距離が確保できているかを表示する。



　機械学習モデルの使用により、周囲の環境と人を区別するスタンドアローン型ユニットと、深度センサーとの組み合わせでアルゴリズムが人と人との正確な距離を測定する。

　モニターのライブ映像にはインジケーター（円）が表示され、現場のスタッフに注意を促すように設計されている。働いているスタッフが2メートル以内に近づいていないか、適切な距離を保てているかを知らせてくれる。

　Amazonは、「ディスタンス・アシスタント」のソフトウェアを、個人や企業へ一般公開しており無料でダウンロードできる。規模の大小にかかわらず、安全対策のため他社への利用も促進している。

（画像はプレスリリースより）




アマゾンジャパン プレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001261.000004612.html