FAQ/応対履歴管理システムでのノウハウを活用
廣済堂が2月18日から、AIチャットボットに独自開発の「形態素解析エンジン」を搭載し、サービスの提供を開始したと同日に発表している。
廣済堂は2015年からFAQ/応対履歴管理システム「InTact」のサービスを提供しているが、そこで培った問い合わせ対応ノウハウを基に、独自の高性能な検索エンジンを開発。「国立大学法人 大阪大学 サイバーメディアセンター」の名誉教授である細谷 行輝氏が、主任監修を務めた自然言語処理研究チームによって、同超高速AI検索エンジンのアルゴリズムの開発が行われた。
単語や会話内容に関わらず問い合わせ内容を瞬時に解析
AIチャットボットに「形態素解析エンジン」を搭載することで、単語や会話内容に関わらず問い合わせ内容を瞬時に解析。抽出処理・文節処理・類義解析・構造解析などの独自の言語処理機能で、最適な回答候補を提示する。
ディープラーニングのインフラ整備や、チューニングも不要になっており、導入コストの削減を実現。自治体や病院、大学、一般企業における問い合わせ対応システムにも搭載ができ、問い合わせ対応業務の負担軽減に寄与していく。
(画像はプレスリリースより)
廣済堂 プレスリリース
https://www.kosaido.co.jp/press/4239/廣済堂のプレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000141.000002816.html