ICTを積極的に活用する「スマートシティ会津若松」
みちのりホールディングス・会津Samurai MaaSプロジェクト協議会・会津若松市・会津乗合自動車・Via Mobility Japanは、2月15日から会津若松市内でダイナミックルーティングバス「MyRideさわやか号」の運行実証実験を開始することを、2月12日に発表した。
ダイナミックルーティングバスは、利用希望者が専用アプリ「MyRideさわやか号」を使い、出発地、目的地、予約人数を指定した予約により、AI(人工知能)が最適な運行ルートやスケジュール(ダイヤ)をダイナミックルーティングシステムにより算出する。
既存バス停よりも希望場所に近いところで乗降
バスは市内の既存バス停100カ所と、標柱のないバーチャルバス停(VBS)85カ所を含む185カ所で乗降可能。アプリから予約した利用者に、リアルタイムで算出した運行計画を通知する。経路は利用者のいるバス停のみ経由するため、スピーディーに運行できる。
利用したいときに呼べるオンデマンド運行
MyRideさわやか号は、2月15日から4月9日までの平日(月~金曜日)のみ8週間運行される。専用アプリは配布されたコードで利用でき、スマートフォンを持っていない人へのサポートもしてくれる。
実証運行により現状の定時・定路線の運行で満たされない移動需要への対応や需要創造、さらに、ダイナミックルーティングシステムの運行効率化の効果、広範囲での導入について検証される。
(画像はプレスリリースより)
みちのりホールディングス プレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000037.000045067.html