ジャミングなどがあっても正確なオペレーションが可能に
Raytheon Technologies(レイセオン・テクノロジーズ)が、「USSジャック・H・ルーカス (DDG-125)」に、AN/SPY-6(V)1レーダーを搭載したという内容のプレスリリースを、2月9日にレイセオン・ミサイルズ&ディフェンスが、2月16日にレイセオン・テクノロジーズが日本語版を発表している。
AN/SPY-6(V)1レーダーは、同社事業部の1つであるレイセオン・ミサイルズ&ディフェンスが製造、4つの高度なアレイ式レーダーで構成されている。
同レーダーによりジャミングやクラッターがあっても、正確なオペレーションを可能にして、より遠方を確認、迅速に反応することができるようになった。
人為的電子クラッターへの高耐性、先進の電子保護も提供
AN/SPY-6(V)1レーダーは現在配備されているほかのレーダーと比較しても、探索範囲が広いことに加え、精度も高くなっており、人為的電子クラッターにも高耐性がある。
また、先進の電子保護(EP)も提供するため、さまざまな驚異に対する防御を大幅に強化でき、柔軟に対応することが可能。
同レーダーを初搭載するフライトIII級誘導ミサイル駆逐艦として、「USSジャック・H・ルーカス (DDG-125)」は、2023年度の完成を目指して作業が進められている。
(画像はプレスリリースより)
レイセオン・ミサイルズ&ディフェンス プレスリリース
https://www.raytheonmissilesanddefense.com/レイセオン・テクノロジーズのプレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000007.000044028.html