研修・資格試験を無償提供
NTTとKDDIは2月16日、能力開発や就業に課題を抱える人などを対象にリモートワークやICTスキル研修を提供し、就業を支援する取り組みを開始すると発表した。
今回の取り組みは、両社が昨年9月に締結した社会貢献連携協定に基づいている。両社は、研修の全プログラム修了者を対象に、両社グループを初めとする企業などへの300人超の雇用創出を目指すとしている。
研修概要
研修は2月16日から専用サイトにて受講者の募集が開始されている。受講対象は50歳未満の既卒者で、将来ICTを活用した仕事を目指す人。研修は3月からで、参加費は全て無料。
応募者全員には、リモートワークへの対応能力を習得できる研修が実施される。
また、ICT・通信業界などへの就業希望者500名超には、約2カ月間のICTスキル研修をオンラインにて提供し、ICTスキル取得と資格取得支援を実施する。
各受講者には、最適なICTスキル研修を選定し、資格取得まで継続的に支援。各受講者が希望する資格試験の受験費用も負担するという。
同研修では現在、取得を目指す資格として、Microsoft Office Specialist、ITパスポート、CCNA(Cisco Certified Network Associate)、CompTIA Cloud Essentialsを予定している。
また、これらの研修を修了した人を対象に、希望者には就業へのサポートを行うとしている。
(画像はプレスリリースより)
NTT・ KDDI プレスリリース
https://www.ntt.co.jp/news2021/2102/210216a.html