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AIを活用した道路の「路面状態判別技術」の実証実験がスタート

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AIを活用した道路の「路面状態判別技術」の実証実験がスタート

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道路の状態をリアルタイムで把握するために
 2月15日、Specteeは日本気象協会、エヌ・シィ・ティと共に、道路の路面状態や階級別視程を、AIを使ってリアルタイムで判別する実証実験を実施すると発表した。

 道路の表面は気温や雨、雪によって状態が変化する。路面の状態によって、タイヤと路面のすべり摩擦係数が変化するため、路面状態をリアルタイムで把握することは、安心で安全な道路交通につながる。

 階級別視程とは気象用語であり、大気の混濁度合いを指している。水平方向で見通すことができる距離を「視程」と呼び、今回の実証実験では視程を5段階に分けた。

 降雪や吹雪で視程は悪化する。「ホワイトアウト」が発生すると前が全く見えなくなることもある。道路での視程を把握しておくことは、安心で安全な道路交通を確保するために重要だ。

路面状態判別技術


新潟県長岡市で実証実験
 Specteeと日本気象協会は共同で、最新のAI技術を活用し、防災情報の取得とその情報をリアルタイムで提供するサービスの開発を行っている。

 エヌ・シィ・ティは新潟県内の道路に道路情報カメラを設置しており、今回の実証実験ではSpecteeと日本気象協会が共同開発した、AIを活用した道路の路面状態判別技術と視程判別技術を、エヌ・シィ・ティのカメラに応用する。

 この実証実験で、これまで以上に詳細な路面状態を把握することが可能になれば、道路の安全管理に貢献するのではないかと期待が寄せられている。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

Spectee プレスリリース
https://spectee.co.jp/20210215/


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