「ASEANトップクラスのIT企業連合体」を目指す
TISインテックグループのTISが、タイの流通大手グループJay Mart Public Company Limited(Jay Mart)のDX推進を担う、J Ventures Company Limited(JVC)と、資本・業務提携契約を締結したと2月19日に発表している。
TISインテックグループは海外事業戦略として、「ASEANトップクラスのIT企業連合体」の組成を目指す。重点事業領域を決済・銀行・ERPと定め、チャネル(拠点・顧客基盤)と先端テクノロジー(技術)の2つの観点から、今回のような資本・業務提携契約の締結を進めており、積極的に事業領域の拡大を図っている。
ブロックチェーン技術を活用したeKYCなどを提供
Jay Martグループは、携帯機器と関連商品の卸売・小売や金融事業など多様な事業領域において、200以上の店舗、400人以上の販売員を擁する大規模な企業グループで、DX推進企業として2007年にJVCを設立。グループやその顧客向けのローンサービスをカバーするブロックチェーン技術を活用したeKYCや、ポイント管理システムサービスのあるDXプラットフォームを提供している。
TISがJVCに出資することにより、パートナーシップを強化するとともに、タイにおける新たな事業展開や顧客獲得のほか、DXプラットフォームの強化と拡大を目指していく。
(画像はTIS ホームページより)
TIS プレスリリース
https://www.tis.co.jp/news/2020/tis_news/20210219_1.htmlTISインテックグループのプレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000927.000011650.html