AI導入状況、「すでに導入している」が25.6%に
アデコが12月5日から12月7日にかけて、上場企業に勤務する40代から50代の管理職(部長職・課長職)800人を対象として、「AI(人工知能)導入に関する意識調査」を実施、その結果を2月4日に発表した。
同調査で「あなたの職場でAI(人工知能)は導入されていますか」と質問したところ、「すでに人工知能(AI)が職場に導入されている」が25.6%、「3年以内には、導入される計画がある」が27.0%などといった結果が得られた。
「AI導入に当たり、直面している課題」を聞くと、「AIの導入をリードできる人財がいない」という回答が最も多く33.0%で、「AIを扱える人財がいない」が30.9%、「AIに学習させるデータがない・整備されていない」が22.5%などとなっている。
欧米や中国よりも「遅れていると思う」が68.0%に
「日本は、欧米や中国等の海外と比べてAIの導入が進んでいると思いますか」という質問では、「遅れていると思う」が全体の68.0%、「同じくらい」が14.3%、「わからない」が13.1%などとなった。
「新型コロナの感染拡大は、日本社会においてAIの導入推進に影響すると思いますか」と質問したところ、「AI導入が進む」が全体の64.3%で最も多く、勤務先で導入推進について「AI導入が進む」が48.3%という結果が得られている。
また、「AIの導入はどの分野で進むと思いますか」という質問では、「通信・インターネットサービス」が最多の55.1%で、「市場調査・マーケティング関連」が53.1%、「金融」が50.8%、「製造業」が47.7%などと続いた。
(画像はプレスリリースより)
アデコ
https://www.adecco.co.jp/アデコのプレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000648.000001264.html