ペットの顔写真からの疾患予測特許は世界初!
アニコムホールディングスは2月5日、AIを活用した「ペットの顔写真から病気を予測する疾患予測システム」と「疾患予測方法」の特許を日本で取得したと発表した。ペットの顔写真を用いた疾患予測の特許は世界初という。
同社ではこれまでも、グループのアニコム損保(ペット保険)の保険請求データを基にした疾患統計から、ペットの品種、年齢、性別などによるかかりやすい病気を公表している。
今回、特許を取得した発明では、AI技術を用い、ペットの顔写真だけから、一定期間内に眼や耳、皮膚疾患などの病気にかかるかどうかの予測ができる。AIには、「ペットの顔画像」と「そのペットの撮影時から所定期間内の疾患罹患の有無」のデータを学習させたという。
精度約70%! 個体に応じた「予防」の実現へ
今回のシステムでは、疾患を予測した実績もある。一例として、トイ・プードルの顔写真から、1年以内に眼科疾患を発症するか否かを、約70%の精度で予測したことを挙げている。
同社では今後、この技術を活用し、それぞれの個体に応じた病気リスクの予測など、これまで以上に「予防」の実現を目指すとしている。
(画像はプレスリリースより)
アニコムホールディングス プレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000045.000028421.html