情報流出を防ぐ
2月8日、三菱電機インフォメーションシステムズとシンプレクスは、この2月から実証実験をスタートすることを発表した。
この実験は、在宅勤務や在宅コンタクトセンターを対象にした不正検知AIソリューションである、「Deep Percept for remote work」を活用したものである。
新型コロナウイルス感染症の影響により、さまざまな企業でリモートワーク化が進んでいる。リモートワークは新しい働き方として定着しつつあるが、情報流出への対策が必要になるなど、新たな課題が出現しているのが現状だ。
同ソリューションはそのような課題をクリアするために開発された。
WEBカメラから得た情報をAIが分析し、情報の流出を未然に検知することができる。
のぞき見を検知
Deep Percept for remote workにはAIを搭載しており、従業員や第三者による個人情報の盗撮を検知。それだけでなく、端末を使用している人物が本人であるか否かを自動認証し、第三者がのぞき見をするとすぐに検知する。
管理者は異常検知に関する制御アクションをリモートで設定することが可能。
きめ細やかな設定が可能であり、従業員のプライバシーを考慮しつつ、業務をモニタリングすることができる。
今回の実証実験は、金融機関におけるコンタクトセンター業務を想定して実施される。
(画像はプレスリリースより)
三菱電機インフォメーションシステムズ プレスリリース
https://www.mdis.co.jp/news/press/2021_0208.html