利用者にやさしい環境づくりへ
相鉄グループの相模鉄道は2月12日、相鉄線二俣川駅の改札口・コンコースにおいて実証実験を行うことを発表した。AI画像解析技術「VACS(バックス)システム」を活用した利用客サポートのため、2月16日(火)から28日(日)までの期間実施される。
より安全に、安心して利用できる相鉄線
実証実験は、セントラル警備保障が提供する「VACSシステム」を活用した防犯カメラシステムを1台設置して行われる。このシステムのAI画像解析により、二俣川駅の改札口・コンコースを利用する白杖や車いすなど身体の不自由な人を検知。連絡を受けた駅係員が利用者のもとへ行きサポートする。
「VACSシステム」は、転倒した人やベビーカー・物の置き去りのほか、混雑・侵入者などを自動検知する防犯カメラ。セントラル警備保障画像センターでは、CSP監視員が検知情報を確認し、その情報を係員に通知する。
今後は、実証実験の効果や課題の分析を踏まえ本格導入を検討する。なお、撮影した映像データは、同実証試験の利用目的の範囲のみで使用されるため、第三者への提供はない。
(画像はプレスリリースより)
相鉄グループ プレスリリース
https://www.atpress.ne.jp/news/247194